小さな会社の本当の組織論

小さな会社がどこまで成長できるか実録!

そして入社

そのまま入社し、私も仲間入り。

営業の若い子は2名いるが、ちょっと変。

何がって、何だか何かに洗脳されているようなノリ。何なの?これ。

 

理由はすぐ判明。この2名については、社長が営業会社に研修に出したようで、そこでの変なノリのまま、ここでも業務をしているみたい。

 このノリはエンジニアは嫌いだろうなぁと個人的には思いつつ、「でも成果出るなら別にいいか」とスルー。

 案の定、こういう営業のノリがエンジニアには嫌われており、それが理由なのか社内でも営業と開発に溝がある様子。

 「そりゃそうだわ」と自分は納得。

温度差

 社長が皆から距離を置かれていることには、その日すぐに気がついた。

 懇親会の時だったと思うが、すぐに「うちは社長が変わらないから」とか「(社長は)くだらないことばっかりやるんです」と私に言ってきた社員がいたからだ。

 少し驚いたような、なんとなくわかるような。

 だいたいどこの会社でも社長は嫌われたりするもんだよなー

 

 週末は本を読んだ。 

 

学習する組織――システム思考で未来を創造する

学習する組織――システム思考で未来を創造する

 

 

初めての気づき

 入社前に何度か出社しているうちに、社員が全員集まる会があるというので、緊張しながらも参加した。

 なめられないように話さないと!

 でもきっとみんな良い人なんだろうな、と期待。

 

 この日は社長がアレンジしたようで、社長が依頼したコンサルタントによる「主体性とは」という講演会。

 私は全然アリな内容。素直に聞けば面白かった。

 

 ただ、なんとなく私は感じていた。

 社員が寝ていたり、「で、なんなの?」「くだらない」というヒソヒソ声。

 もしかして、社長って嫌われてるのか・・?

入社前のイメージ

 社長から「入社前ですが時間があるなら、いろいろ手伝ってください」と言われ、正直「これから毎日働くのに嫌だなぁ」(社長すみません)と思いつつも、「せっかく転職したのだし少しはやる気を見せなければ・・」と思い、何度か出社することに。

 はじめに驚いたのは、社内に音楽が流れていること!仕事は集中したい派なので気が散る気が散る!カジュアルな感じで悪いわけではないけど、慣れないと正直うるさい。

 しかし、音楽が流れている理由は後でわかった。一つしかない小さな会議室、声が丸聞こえ!こりゃあマズイ。だから音楽流して消してるのね・・悲しい

 社内ではじめに感じたのは、おとなしそうな人が多いこと。良く言えば、良い人ばかり。悪く言えば、元気がない!

 これって、この会社のカラーなのか?!

 初日はパートの女性や、営業の若い社員が世話をしてくれた。ありがたい。

 いろいろと社内ツールの説明をされるのだが、多いっ!ツールが多すぎてめんどくさくなる。

 

 

 

転職した理由

 システム業界でエンジニアや営業をやって約11年。

(他の仕事も入れたら、社会人歴はもっと長い)

 今回私が挑戦するのは従業員約30名の会社。仕事内容は管理部門全般+組織作りが加わった感じか?

 今までと違うのは役割が管理職であること、誰かに指示されずに仕事をしなければいけないこと。

 社長の会社を大きくしたい想いも感銘を受けたし、これまで社長一人で大変であったことは容易に想像できる。これまでの自分の経験で社員を増やして安定経営をするのがいかに大変かは理解しているつもりだから力になりたいと思った。

 自分としては小さな、でも強い組織作りに興味があった。

 ここならそれにチャレンジできる!

 このブログでは一人で頑張るための記録兼社員の観察。

 ちなみに2016年6月スタートね。念のためここに書いておこう。

 

 小さい会社って、どんなの?人を動かすってどういうこと?小さな会社でも、いろいろあんのね・・何やってんだ、こいつ。など野次馬でみなさんにも観察していただきたいです。